青い瞳のステラ〜1962年夏・・・

<A HREF=http://www.note.ne.jp/diary/10150/20011202>こちら様の日記</A>を拝見して思い出した。
そのビデオは私も持っている。今年の初めの方に入手して喜び勇んで見たものの、あんまり面白いと思えず、放置したままになっていた。
最初に見た時は「何でここまで…」と、引いた。間合いとかレフェリーとかもバタバタしているなぁと思ったけど、それ以上に頭部を集中して蹴るというスタイルに、眉を顰めたものだった。
その頃は全然PRIDEにも興味がなかったので、当然なのだけれど

今日探してチラリと見たのだが、全然印象が違う。面白いというか、好感を覚えた。
なるほど、こういうスタイルだったのだなぁと、今頃になって分かった。
「昔のバトは良かった」という声を聞く。新参者の私は悔しくて、何言ってやがんでぇ!と思っていた。
実際に比べてみて、そういう声が出るのも仕方ないかなと。別に今のバトがつまらないというのではなくて

バンドに似てるんじゃないかと思った。
初期のファンもいれば、つい最近聴き始めたファンもいる。途中で入れ替わりもあるし、ずっと追い続けているファンもいる。
その誰にも、それぞれにとってのベスト・アルバムがある。大方のそれは同じだけれど、たまに「えっ?」て首を傾げたくなるようなアルバムが好きだっていう輩もいる。
…私は当然、そういうタイプだ(苦笑)

昔から知っていた優越感や、知り始めの情熱みたいなものも、確かにあるだろう。
でも、みんなそれぞれ自分の好きな一曲を持っていて、それが聴きたいがために、ライヴに通う。
そう思ったら、新参者である劣等感が、ほんの少しだけ軽くなった

古いアルバムを聴くように、私はバトのビデオを見た。
「こういう過去があったから、今があるんだなぁ」って思った。でも、好きなのは今のバト。
いつもみたいに意固地になるんじゃなくて、素直にそう思った

*<A HREF=http://www.noah.co.jp/compe.html#20011209>有コロのカード</A>について
去年はアキトシとやって欲しい!って心から思った。今年は…(沈黙)。
私はあの頃の大すけより今の方が断然好きだけど、どうしてこんなに気分がスッキリしないんでしょうねぇ…