Don't cry for me Argentina

前二回は日程的に都合が合わず(GWド真中なんかにやらないでよーー)、今日初めてバチバチの穴を見に行って来ましたよ。噂には聞いていましたが、箱せめぇ〜!!なんつーんでしょう、私だけじゃないと思いますがプヲタ人生で最接近観戦ですよ。リングサイドも最後列(つっても3列目だが)も関係ないね、あそこまで来ると。NOAHであれば恐らく鉄柵の中であろうか、すごい迫力でした。うーん、その点に関しては大満足

例によって最後の最後に池田さんはまた泣いたわけですが、私がかつて見た3度の涙と今日のそれは、かなり意味が違っていたようで。
そのことについては今日はちょっと書く余力がございませんが、感じたことをひとつだけ。
池田さんのやりたいプロレスは、結局池田さんにしかわからないのだなぁと。つまるところ(興行としての)バチバチを追い続けることによって私はそのヒントを得て、多くの場合首を傾げ、ほんのたまの幸運な時に心震える風景に遭遇出来るのだ。そしてその至福の時はもちろん、歯痒く納得行かない思いをしても、実はそのひとつひとつが、池田大輔というレスラーを追う喜びなのかもしれない。この観念に似た心境はとっくの昔に私の中にあって、今日みたいなとても後味の悪い思いをした時に、改めて頭をもたげる。
ただ当時と違うのは、リングの上でダダこねるようにして泣いている彼を見ながら、私はどこか醒めていて、池田さんのことを嫌いな人はきっとこういうところが嫌なんだろうなと、ふと思った。じゃぁ、自分は…?

見に行ってない人にはわからない余計なアレだが、笹木のおやじさんの件は、怒る池田さんも敢えてそうせずにはいられなかったおやじさんも、双方の気持ちがわかる気がする。つい自分の父を思い浮かべてしまったから。そんなことで丸くなった自分を実感したり。まぁ、ハナからアレは休憩時間を利用してやるべきだったと思いましたけどね。
試合内容もイヴェントも、選手の心構えさえも次回に課題を持ち越しってことで。たまにはイイでしょ、こういう不完全燃焼な気分も