惚れたら一途

今週の「にっきちょう」の選曲、共通点が判った人はかなりのマニア。実は全曲、同じドラマーが叩いている。で、今日は彼の誕生日。
プロレスだけでなく、ロックファンとしも浮気者の私だけど、「一番好きなミュージシャンは?」と聞かれたら、迷わず彼の名前を挙げる。アーティストとしてだけでなく、私の人生に最も大きな影響を与えた男。彼が現役でいる限り、私はロックから離れる事はないだろう。まだ見た事のない彼のライヴを見るまでは、死にたくないと思っている。

手数の少ない彼のプレイは、余り評価されないが、誰が聴いても彼と判る個性を持っている。シンプルさを技術不足と誤認されがちだけど、私だけは知っている。彼は「それしか出来ない」のではなく、「敢えてそれをやりたい」のだと。美しいバラードを書き、ギターやサックスを演奏し歌も上手いのに、敢えて汗塗れにになって重いリズムを刻む・・・そんな美意識に、私は共感を覚える。
自分がそうだから、拘りを持った人が好き。些細な事で構わない。私が誰かに惚れるのは、その人の拘りに私と同じ何かを見つけた時。気は多くても、本気で惚れたらかなりしつこい。ただ、普段は語らない。本当の気持ちは、自分だけが知っていれば良いから。

そういう存在はロックでは「彼」だし、野球と相撲にもひとりずついるんだけども。まだプロレスでは、「こいつと心中しても良い!」という選手を決めかねている。候補が多すぎて、ひとりに絞れない。最初の予定では、三沢の筈だったんだけどなぁ。まさかこんな事態になるとは、ねぇ?ヤツらがこんなに深いとは、思わなかったから。何も無理に決めなくても、良いんだけどさ(苦笑)。
懐かしい曲を聴きながら自分の来た道を振り返ったら、ちょっとくる物がありました。。
全然進歩しねェなぁ!オレも(照)。

☆本日の入場テーマ☆
「Hold On」Kossoff Kirke Testu Rabbit