愛ゆえに

それはまだ、私の瞳が今のように濁っていなかった学生時代。
私はミュージシャン・Eの私設ファンクラブで、スタッフをやっていた。
私の担当は、会報とは別に発行されるニュースペーパーの編集だった。
当時は今のようにnetなどなかったし、私もまだほんの子供だったので、自分の文章を他人に読んでもらえるのが嬉しくて仕方なかった。
ネタ集めに奔走し、授業中も先生の目を盗んでは原稿を書いた。
けれど、私が一番楽しかったのは、Eではなく、ライバル・バンドで同じパートを弾いているDについて書いている時だった。

ミーティングの席で良く言われた。
「玉ちゃんはDの方が好きなんだから、自分が会長になってDのファンクラブやれば?」
そんな時、私は決まってこう答えた。
「Eのファンとこうして話をするのは好きだけど、Dについて他人にとやかく言われたくないの。
それに、私に何を書けっていうの?Dに対して私が思うのは、『好き』っていうことだけだもの」

それから幾星霜。
オレってば、結局同じ事やってるし。今なんか完璧に、E=三沢様or小川、D=田上or多聞だしな(爆)。
桃にも突っ込まれます。「お玉は、きっと60になっても同じ事やってるよ」って。
自分でもそんな気がします(苦笑)。

よそ様にお邪魔してリンク集を拝見して、そこが選手別になってると、ちょっと心が疼く。
<b>本田多聞</b>の名を、仲間入りさせてあげたくて。
あぁ、どうしよう…やろうかしら?やっても良い?…つうか、オレ以外に<b>多聞をヤラせたくねぇ!</b>(危険)
もともと<A HREF=http://www4.ocn.ne.jp/~tamaki3/>あっち</A>を始めたのにも、それがあったんです(告白)。

「アタシの基本はWAVEだ!一番可愛いのは大すけだ!」と念仏のように唱えて、今までなんとかやってきたけど、<A HREF=http://www.ne.jp/asahi/0805/n-pk/gorisugitop.html>こちら</A>の開設(祝!)に、またぞろ乙女心が、ゆ〜らゆ〜ら揺れてしまいました。
お願い!誰かアタシに引導を渡して!!…でも、そうなったらそうなったで、すっげェ口惜しがるんだぜ?きっと(ありがち)。

☆おまけ
Eは少女マンガから抜け出したような美青年だったが、アタシは彼の顔が好きじゃなかった。
その点Dは…あの…うわぁぁぁ〜ん!!(号泣&逃走)