bitter sweet

めでたい一周年記念大会に、↓こんな感想を残さんでも>自分
天邪鬼というより、僻んでるだけだな。それでも、これはこれで本音だから、絶対撤回はしない。

さんざっぱら身内から言われるのだけれど、私は素直に物を誉めるという事をしない。
必ず何か一言文句をつける。だから私と一緒に映画やライヴやプロレスを観に行くと、熱血屁理屈モードにうんざりするのだそうだ。
いや、誉める時は誉めるのよ、アタシだって。
でもそれは、よっぽどの時。誉めるというのは、屈服したということだから。コイツにだったら仰向けに腹晒して、万が一ブッスリやられても本望だと思えれば。
最近では、映画なら<A HREF=http://www.jsa-movie.com/>これ</A>だし、バンドなら<A HREF=http://www.badreligion.com/>これ</A>で、団体なら<A HREF=http://www.battlarts.jp/>ここ</A>…マイナー志向極まれりって感じ(苦笑)。

今日になって、ゴングの大谷インタヴューを読んだ。即、腹晒す(笑)。
これほど共感を覚えたインタヴューって、最近珍しい。新日を出てあえてインディーズに自分の道を開こうとする心意気に、ガッツン!とヤラれた気分。
新日に対する愛も橋本への姿勢も、こう考えていたのか。リング上の姿に満ちていた、自信や喜びの理由が解明されたというか。
正直言ってまだ、大谷を好きだとは言えないけど、彼の試合は見たいと思う。私の応援する選手と闘って欲しいと思う。それで大谷が勝っても、悔しくないんじゃないか。いや、悔しいには悔しいのだが、後味が良いんじゃないか…そんな気がする。

またしてもNOAHと比べることになってしまうけれど、秋山が私にとってこういう存在だったら良かったのに。
武道館で一番嫌だったのは、秋山が勝ったことより、三沢が負けた事実を悔しく思えなかったこと。いつから私はこんなに冷めてしまったのかと、自己嫌悪。
空想でしかないが、これが他の誰だったとしても、秋山でさえなかったら、私はもっと三沢の負けを悲しんだろう。
大すけがWAVEを辞めた時以上に、私は三沢から離れてしまったんだなぁと、思った。
それに気付かせてくれたという点でのみ、私は秋山に感謝する。