no substance

ウケ狙いの言葉の中に、案外真実というのは隠れているもので。
反白ヘビ同盟ってことで、老い先短い私に秋山を見ている暇はない!と、ポロリと言ってしまった。
時間に限りがあるのならば、愛しく可愛い選手だけを思って語って行きたいなぁと、最近頓に思うのだ。
ここが嫌い!許せない!!と青筋立てたところで、当の本人が変わるわけでなし、同じ不毛な一歩通行ならば、ほんのり頬染めて、または拳握って愛をブチまけてしまおうと。
どっちにしたって鬱憤晴らしには違いないんだから

ごっちんさんが掲示板に書き込んでくださったひとことで、吹っ切れたというか。
今私が最も熱く語れる対象は、やはり石川雄規なのだなぁと。本当は池田大輔であるべきなんだろうけれど。
WAVE脱退前後の大すけは、本当に愛しかった。サイト開設1年ちょっとになるが、あれほど寝ても醒めても、大すけについての思いが次から次へと湧いて出て来た時期はなかった。
今だって愛しいし応援しているし、私にとってNo.1である事は変わりないのだけれど、GHC挑戦が終わって杉浦と組み始めてからは、私の手に負えなくなった感がある。
相変わらず飄々とした物言いと、W2との共闘を始めとした不可解な行動とのギャップ。それに自分なりの理論を被せようとすれば出来ない事はないけれど、それこそ不毛なんじゃないかと気付いてしまった。
語れないなら、無理して語る事もあるまい。また大すけに対して熱血モードになれる日は、やがてやって来るかもしれない。
来なかったら来なかったで良いんじゃないか

私が熱く語るのは、レスラーの幅広い肩口に溢れ出る思い入れのほんの切れ端を、乗っけて欲しいからだと思う。
多くの場合、自分の身勝手さにふと萎える事になるのだが、石川雄規は肩口と言わずくるりと背を向けて「さぁ来い!」と、思い入れを一気に背負ってくれる。たった一度握手会で短い言葉を交わしただけだが、そう思うに充分な体験だった。たったそれだけを理由に、私は今日も熱く語ってしまう。
まぁ、バトがああいう事になった今だから…というのはあるだろう。
私はいつだってないもの強請りをする質だから(ふっ)