HEADING FOR TOMORROW

信じらんねぇ。
昨日のバルコ・ダイヴ@ディファ、スポーツ紙で取り上げてるの<A HREF=http://www.yomiuri.co.jp/hochi/battle/mar/o20020321_60.htm>報知</A>だけ?
<A HREF=http://www.sponichi.co.jp/battle/kiji/2002/03/22/03.html>ドラゴン@引退撤回</A>の方がニュウスになるの?
あぁ、角が生える。牙が疼く

まぁ、世間の評価は気にしない。私は貴重な体験をさせてもらったから。
バルコ・ダイヴや本間@インディ最後の日だけでなく、ディファの東壁にボッコリ空いた穴、床に出来た金ちゃんの血だまり、藤原組のジャージを着た石川の背中・・・一晩経ってもまだ鮮明に思い出せる。
で、こうも思う。
NOAHの時とは違って椅子が少なかったディファ、観客は1000人いなかったろう。そのうちのひとりに、私はなれたのだ。無数の選択肢があった昨日の過ごし方で、これを選んだからこそ、私は歴史の証人になれたのだ。
これから何かっちゃぁ、酒の席とかで自慢気に話すんだろうなぁと

カード知ってたら見に行った…そう思う事が、ままある。
が、知ってて見に行って、それが絶対面白いという保証はないわけで。
たまたま別の選手を追いかけて行ったら大当たりだというのもあるわけで。
石川雄規が書いていた文が、また頭をよぎった。
俺達を無視した連中を、死ぬ程後悔させてやる・・・インディ魂の真髄はここにあるのかもしれない。
世間に愛されない事をパワーにして、傷だらけで血塗れで彼らは叫んでいる。
俺達はここにいる。見てくれ。愛してくれ

そこに留まる事が正しいとは、彼らも思っていない。だから本間の卒業マッチがあったわけで。
「いつか必ず帰って来ます!」という挨拶に、そら違うだろとも思ったんだが。
メジャーに出てく本間を送り出す選手とファンは、理屈は合わなくても、絶対に暖かかった。
デンジャーの終焉宣言を受け入れるリング下のファンは寛大だった

インディーズの魅力って、私なんかがひとことでは言い尽くせないけど。
選手=愛されたい盛りのやんちゃ坊主、ファン=どこまでも見守る母・・・そんな図式が見えた気がした