あーあ2週間経っちゃった。先週の木曜、楽しみにして本屋行ったんすよ。ゴング見て大脱力。あの扱いはねぇべよ。常々週プロとゴングでは、バトに対する扱いが違うと思ってましたが。片やカラー1P、片やモノクロ1/4P。どーせどーせ。始めちゃった事だから終わらせよ

メイン:○石川・TAKAvs黒田・×向井
あの日のメインは、いい試合だった。途中バト特有の野次(謎)によって空気が変わりかけたけど、きっちりそれに対応しつつ盛り上げた黒田サイコー!そして何よりもチョコ。
石川が望んで決めたカード。「ホントにチョコとバチバチになるんかな?」という杞憂は見事に晴らされた。殴って蹴って関節極めて、ちゃんとバトの試合になってた。もちろんそれだけでなくて、哲ちゃんカッター!、もう一丁!!、何とチョコに「駅弁極められるエロ社長(笑)」とネタもしっかり押さえつつ。TAKAのサポートもいい感じ。最近は全日上がっててそっちでの様子は私にはわからないけど、石川の隣りのTAKAはすっかり見慣れてしまった。戦ってもパートナーでもいい。こういう相手がいるって、凄いことだ。
時間にしたら15分ちょっと、普段NOAHを見慣れてる身としては短く感じそうなもんだが、濃縮された中身に大満足。何よりリングの上の4人が嬉しそうだった。正座して深々とお辞儀して、互いを称え合う。選手と同じように完全燃焼見ている方も、清々しい試合だった。そんな試合の後なのに、石川のマイクは「福袋売りたいからサイン会やります!!」。これもいつものこと

技術的なことは私にはわからない。ただゴツゴツと不器用な試合。決して溜息も喚声も上がらない、でも見入らずにはいられない。
正直言うと、一時期に比べると私のバトへの思いは冷めている。言い訳はしない。ただ、もうさほど見たいとは思えないのだ。けれど、たまにこうして見ると、愛しくてならない。空席だらけの後楽園、あっけないほど短い試合時間、なのに何物にも替え難い居心地のよさ。プロレス・ファンとしての自分を全肯定されている気になる。帰って来る場所・・・そう何度も通った訳ではないのに。この不思議さから、どうしても抜けられない

しばらくは石川も学も、よそのリングでしか見られない。それを追いかけて行こうとは思えないんだよなぁ。
空席の多い後楽園で、レフェリーは井口さんで、バトラーツのテーマが聞けないと。そこんとこを思い知らされた興行だった