Even If It Kills Me

最初にカードを見た時は、池田の本田いじめだと思ったw
もしくは、素直になれない歪んだ愛情か。せっかくの復帰戦、何もこんなイロモノ(失礼)と組ませなくても、と。
蓋を開けたら、あらまぁ不思議。とんでもなく面白い試合になりました。
疑ってごめんなさいね、でも、本人だって絶対確証はなかったはず!w

前回のつれない態度から一転、小野のタイマン要請に間髪入れずにマイクを掴んで「やろう!」と多聞が言った。そこで私はほくそ笑んだ。
ほれほれ、これだよ。前回のアレがあるからコレが生きるのだよ。
本田多聞は、時々震えが来るほど美しいことをする。で、本人に恐らくその自覚はない…いやあるのかもしれないが、あって欲しくない。この複雑な心理と共に、「ああ、私は彼のことが大好きだったんだ」とかつてのGHC挑戦とかZERO-ONE参戦を思い出してまた当時に引き戻された

バチバチを見ているとやはりいろんなことを思い出して、なんでも今年で4周年だそうだが、そのリングも私は見ていて、当時と一番違うのは池田大輔への感情なのだろうな、と思い当たった。
「痛みの伝わるプロレス」がどんなもんか知らないし、そういうのは私は観たいとは思わなくて、何が欲しいかというと…Dさん、いつから泣かなくなったんですか。涙のカリスマは卒業ですか。
本田さんはいつでもカッコよく…はないけどw、時にドッカン!とすべてをひっくり返してくれる私のヒーローで、なのに池田さんはどうしてもう、可愛くなくなっちゃったんですか。
最大の問題は、そういう池田大輔に、もはや腹も立たない私自身なのだと、とっくに答えを知っているから始末に負えん!